相続・遺言

相続問題は「争族」「骨肉の争い」とも言われるように、誰もが好きで問題に
巻き込まれるわけではありません。
しかしながら、遺産の分配をきっかけとして、親族間の長年の割り切れない
思いが一気に噴出してしまうことは、人間社会においてやむを得ないことです。
近年は、高齢化社会や介護の問題とも深く関わっています。

法は相続財産の公平な分配を目指しており、均等配分を第一としています。
他方で、実質的な公平を図るため、「寄与分」や「特別受益」といった
制度を定めています。

そして、この実質的公平性の実現に際しては、親族間のそれまでの
長い歴史が問題とならざるを得ません。従って、相続人の間で話し合えば
話し合うほど、かえって解決から遠ざかることも通常です。

すでに具体的な紛争が起こり、親族間の話し合いが困難に
なってきた方々については、弁護士による仲裁や家庭裁判所に
対する調停などの方法を模索いたします。
ぜひお早めにご相談ください。

他方、当事務所では、将来的に争いが生じることを予防するため、
適切な遺言書の作成についてのアドバイスを行っております。
将来に備えて遺言書を書いておこうかとお悩みの方は、
ぜひ一度ご相談にいらしてください。

■ 遺産分割調停・訴訟・交渉事件の費用

※ 依頼時に着手金として、解決時に報酬金として、それぞれ上記金額を受けます。
 上記は事件の経済的利益から算定いたします。
※ 上記金額は、30%の範囲内で増減することがあります。
※ 調停・示談交渉・仲裁センター事件は、2/3に減額することもあります。

■ 遺言書作成料

定型 10万円~20万円、 公正証書にする場合 +3万円
※ 非定型の遺言書の作成料は、弁護士にお尋ね下さい。

■ 遺言執行手数料